映画ファウンダー:帝王学・王道と覇道の行方Vol.303】
全国のツイてる皆さん、こんにちは!
帝王気学・開運コンサルタント天道象元です。
昨日、久しぶりに映画を見てきました。
今回の映画は、7/29ロードショー公開された
「ファウンダー 〜ハンバガー帝国の秘密〜」です。
目次
【夏休みの映画鑑賞で想う事】
世界中に広がるマクドナルド ハンバーガー・フランチャイズシステム繁栄の裏側に興味がありこの映画を選びました。
何故ならば、勧善懲悪型の王道(おうどう)と自己の利益の為なら非道の道を実践し続ける覇道(はどう)について学びたいと思ったからです。
とはいえ、映画鑑賞はこの夏休みの時間を活用して日常とは違う事を体験し、かつ生き方も学べる絶好のチャンス。
最近では、Amazon prime等でPCやスマホでDVD鑑賞しがちなので、意図的に劇場で観る機会を創っています。
何故ならば、映画の創り手と観客の双方の気持ちを体感する事が出来るからです。
上映時間は約2時間位あったので、飲み物を購入し
予告編が上映される中暗闇の中を指定席を探して座りました。
夏休み期間だったので混雑も考えていましたが、思いの外ガラガラに空いていましたので逆にビックリしました。
【ファウンダー 〜ハンバガー帝国の秘密〜 】
この映画は
世界最大級のファーストフードチェーンであるマクドナルドをフランチャイズ展開したレイ・クロックを主人公にしたストーリーでした。
レイクロックは日本国内でも多くの起業家たちに、今なお絶大な影響を与え続けています。
50代でマック&ディック兄弟が経営する<マクドナルド>と出会ったレイが、その革新的なシステムに勝機を見出し、手段を選ばず資本主義経済や競争社会の中でのし上がっていく姿は、まさにアメリカン・ドリームの象徴のようでした。
ある意味手段を選ばず資本主義経済や競争社会の中でのし上がっていくレイと、マクドナルド兄弟の対立が決定的になる過程は、どこか後ろめたさを感じながらも、スリルと羨望、反発と共感といった相反する複雑な感情さえ感じました。
型破りな起業家レイ・クロック役を演じるのは、マイケル・キートン。
ギラギラとした野心と圧倒的な情熱を持ちアクは強いが人々を魅了するレイを見事に体現。
レイの妻エセル役はローラ・ダーン。
職人気質で人の良さがにじむマクドナルド兄弟役には、ニック・オファーマン(弟・ディック役)と、ジョン・キャロル・リンチ(兄・マック役)。
そのほか、リンダ・カーデリーニら実力派が脇を固めていました。
監督は、ジョン・リー・ハンコック。
また、マクドナルド兄弟の子孫や家族からの信頼を得て、兄弟とレイの書簡や記録写真ほか多くの資料をもとに、ロバート・シーゲルが書き上げたオリジナル脚本を映像化したものです。
熱い情熱で挑戦を続け、世界有数の巨大企業を築き上げた彼は英雄なのか。
それとも、欲望を満たす為にすべてを飲み込む冷酷な怪物なのか。
野心と胃袋を刺激するストーリーでした。
【映画ファウンダーのあらすじ】
1954年アメリカ。
52歳のレイ・クロックは、シェイクミキサーのセールスマンとして中西部を回っていました。
ある日、ドライブインレストランから8台ものオーダーが入ります。
どんな店なのか興味を抱き向かうと、そこにはディック&マック兄弟が経営するハンバーガー店<マクドナルド>がありました。
合理的な流れ作業の“スピード・サービス・システム”や、コスト削減・高品質という革新的なコンセプトに勝機を見出したレイ。
この話を聴きながら壮大なフランチャイズビジネスを思いつき、兄弟を説得し、契約を交わします。
次々にフランチャイズ化を成功させていきますが、利益を追求するレイと、味とオペレーション等ブランドを守りたいマクドナルド兄弟との関係は急速に悪化します。
やがてレイは、自分だけのハンバーガー帝国を創るために、兄弟との全面対決へと突き進んでいくのでした。
この先は是非映画を見て感じて頂きたいと思います。
【帝王気学から映画ファウンダーを総括】
36年で8,000名以上の経営者の鑑定を通して想う事がありました。
それは、創業者とビジネスマンの決裂というのは往々にしてドラマチックなもの。
この物語にはその残響や陰謀がすべて詰め込まれているように感じました。
本音を言うと、レイクロックのエゲツなさと、ずる賢さにはヘキエキしました。
「利益を上げる目的の為なら、どんな事でもやる!
例えば溺れている相手のノドには、ホースもツッコミ溺れ死なせる」等
例え話としても受け入れがたく非人道的な側面が本能的に理解できませんでした。
本家本元のマクドナルド社が自社のストーリーを綴る映画
「ファウンダー」のPRを全くせず無視する姿勢を貫いている事も理解できました。
未来のある子供達が好んで食べるマクドナルド・ハンバーガーにとって知られたく無い真っ黒い実際の出来事だったからでしょう。
しかし、ビジネスに対する信念の強さと決して諦めない根気こそが今の繁栄の土台になっている事も確かです。
【王道(おうどう)と覇道(はどう)の行方】
せめてもの慰めは
兄弟は生涯のほとんどを一緒に暮らし、仲もよく、ビジネスパートナーであり親友であった事です。
マクドナルド兄弟は、品質を含むブランドを確立し守る「王道(おうどう」」を唱えるビジネスモデルでした。
一方、レイ・クロックはどんな手を使っても競合を潰し自社が生き残る「覇道(はどう)」を決行し今のマクドナルド帝国を創り上げました。
ビジネスモデルや経営方法は様々な形態があり好き嫌いや善し悪しを含め存在することは事実です。
大切な事は、
・自分がナゼ今のビジネスを始めたのか?
・どのような方法でその目的を達成するのか?
・稼いだ利益をどのように使い社会に貢献するのか?
この問いかけを常に自問自答しながら実践することこそが、想いを実現し社会に貢献しながら次の世代に伝えていく事かと感じましたがいかがでしょうか。
次回は、レイクロックとマクドナルド兄弟を鑑定して来し方を振り返って見たいと思います。
ご興味がある方は楽しみにしていて下さいね。
それでは、あなたにも良い事がシャワーのように降り注技ますように(^_^)
Goodluck!
迷いを決断に変え、想いを実現する
帝王気学開運コンサルタント
天道象元(てんどう しょうげん)
追伸:夏休みはこちらをご覧ください。
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