三方よしの商人哲学を学ぶ経営者セミナー開催:九星気学の秘訣Vol.354

 今日は昨日の二十四節季「雨水節」を経て、少し暖かく過ごしやすい一日でした。

 

少しづつ春の足音が近づいているような気候でしたね。

 

 さて、

先日経営者を対象に三方よしの経営者セミナーを開催しました。

 

社会システムの変容に伴い、激しく減少していく

中小零細事業者が生き残るコツがあります。

そのキーワードが「三方よし」という商人哲学(王道)です。

目次

「三方よし」の王道

 

 

「三方よし」とは、

 

①買い手良し

 

②売り手よし

 

③世間良し

 

という3つの立場の方々に、

相応の利益がある近江商人の経営哲学の事です。

 

古くは、江戸時代から明治時代にかけて

全国を飛び回り活躍した近江商人の商人哲学

であり、商売繁盛し存続する為の王道です。

 

商人十訓

 

 

近江商人は、この「三方よし」以外にも

いくつかの教えを残しています。

 

商人の心得として伝承してきた

十の教訓についてお伝えしました。

 

①商売は世の為、人の為の奉仕にして、

   利益はその当然の報酬なり

 

商売や事業を経営して「利益を得る」

こと自体は悪いことではありません。

お客様から頂く対価以上の奉仕や貢献をして

価値を創造しているのであれば、利益を得る

ことができて当然です。

お客様に与えた、商品やサービスの対価として

感謝と共に喜んでいただく事が大切です。

 

②店の大小よりも場所の良否、

場所の良否よりも品の如何

 

 外から見えるお店の外観や立地など、

上辺やイメージだけを重視しすぎ、

商品やサービスの質を落としては

いけないという意味です。

 表面的な部分が良かったとしても、

品質が悪ければその店は淘汰されます。

 

 反対に見た目が悪くても良い品質の商品

を販売する事で、商いを存続する事ができます。

 

③売る前のお世辞より売った後の奉仕、

これこそ永遠の客を創る

 

 現代の「アフターサービス」や「フォロー」の事です。

  販売や営業が得意な人や会社もあるでしょう。

 

 しかし、繰り返し購入して頂くためには

「買った後の奉仕」が大切です。

 

④資金の少なきを憂うなかれ、

信用の足らざるを憂うべし

 

資金が尽きそうになった時にも

重要なのは「信用」です。

 

信用がなければお金を借りる事

さえできません。

 

 いくら大金を持っていたとしても、

信用がなければ砂上の楼閣のように

商売や会社自体が崩れ去ってしまいます。

 

信用は一朝一夕で得られるものではありません。

ひたすらコツコツと真摯に取り組んでいくことで、

信頼関係が構築されていきます。

 「信用」こそ会社存続の要諦なのです。

 

⑤無理に売るな、

客の好むものも売るな、

客の為になるものを売れ

 

お客様が

欲しいと思っているものを販売する

ことの何が悪いのでしょうか?

 

それは

お客さんの要望に全て答えてしまうと、

都合の良い「なんでも屋さん」になる

恐れが出てきます。

 

すでにニーズが顕在化しているので、

それをつくれば売上は上がると

考えるかもしれませんが

 

プロとしての知識やスキルを活かして、

本当にお客さんのためになるものを

考えていく必要があるのです。

 

そもそも、

お客さん自身が気づいていなかった

潜在ニーズを刺激する商品やサービスをつくる方が

、爆発的ヒットが生まれる可能性も高くなるのです。

 

⑥良きものを売るは善なり、

良き品を広告して多く売ることはさらに善なり

 

「三方よし」の精神があれば、

 

「多くの買い手に対して、

お役に立つ商品を売りたい。

 

そのためには少しでも安く

提供する必要がある」

 

という考えに至ることでしょう。

 

 最近では、

良いものを価格に見合えば

高値で買う消費者が

増えています。

 

しかし

「良い商品を安く買える」

事が本来ならば買い手の幸せであり、

また、売り手の幸せであるべきだ

という意味です。

 

⑦紙一枚でも景品はお客を喜ばせる、

つけてあげるもののないとき笑顔を景品にせよ

 

「商品だけではなく、付加価値をつけて提供しよう。」

という意味です。

 

例えば、購入のタイミングで

プロならではの商品の使い方や、

サービスの活用方法等をさりげなく

お伝えすることで、信頼関係の第一歩を

踏み出すことができる事でしょう。

 

⑧正札を守れ、値引きは却って

気持ちを悪くするくらいが落ちだ

 

元の値段がそれで適切なのかを、

世に出す前にしっかりと

考える事が重要です。

 

商品を購入する際、

バーゲンばかりしている

お店を信用できますか?

 

値下げをしなければ

売れないような商品では、

価格設定の段階から

間違っているのではないでしょうか?

 

⑨今日の損益を常に考えよ、

今日の損益を明らかにしないでは、

寝につかぬ習慣にせよ

 

お客さんの満足度をはかるには、

会計を見るのが一番確実です。

 

また、①にあったように、

お客さんのために奉仕をして

はじめて利益を得られるのですから、

損失が出ている場合は

 

「本当にお客さんのために動くことができているか?」

 

「手を抜いていないか?」

 

等を振り返り、反省して改善に努める必要があります。

 

⑩商売には好況、不況はない。

いずれにしても儲けねばならぬ

 

「好況不況は言い訳に過ぎない」 ということです。

 

商売を続けていくためには常に儲け続けなければならず、

お客さんのためになるものを売っているのであれば、

それを多くの人に届けるためにも儲けて

商売を続けていく必要があります。

 

「三方よし」の近江商人に学ぶ

 

以上

 

女性版帝王学「クィーン・ラック マネジメント」勉強会開催!

 

 

 近江商人に学ぶ「三方よし」の経営哲学、
いかがでしたか?

  近江商人から学ぶべきは、「三方よし」に加えて、

「商売十訓」も非常に重要なものです。

250年以上も受け継がれてきたこの近江商人の考え方は、

未来に向けて商売やビジネスを志す者にとって、

原点に戻ることの大切さを教えてくれています。

 

先人が伝承してきている、哲学や法則にはビジネスや人生を

発展継続するための深く体系的な英知を感じ取ることができます。

 

そこで、3月から温故知新、2018年度宇宙の波動に合わせて、

女性版帝王学を伝授する

「クィーン・ラックマネジメント アカデミー」

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それでは、2018年宇宙の波動を活用し、

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「クィーン・ラック アカデミー」プロローグ勉強会

お会いできますことを楽しみにしています。

 

開運の専門家・帝王気学創始者 

天道象元(てんどう・しょうげん)

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