九星気学で運気アップ!Vol.1正月飾り「門松」編

2014.12.29

こんにちは!

今年も残す所あと3日となりました。

大掃除も終わって気持ちもスッキリ!

おせち料理の準備をしながら正月飾りを飾ると

お正月を迎える段取りもバッチリですね。

ところで、正月飾りを飾る時期や期間はご存知ですか?

いつからいつまで飾るの?

と、改めて聞かれると、なんだかうろ覚え・・・

意外とそのような方も多いようです。

この際良い機会なので参考にして下さいね!

日本九星気学研究会では、生活に根ざした文化や伝統を伝承し日本人としての

運気アップの方法をお伝えしています。

目次

Q1.正月飾りとは?

本来、お正月は歳神(としがみ)様を、家にお迎えし祝う行事です。

歳神様とは、先祖の集合霊もしくはその家にご縁のある神様のことです。

つまり年の初めにやってきて、その年の家族の健康や五穀豊穣を約束してくれる神様です。

正月飾りは、その歳神様を心から歓迎するための準備として飾るものです。

よく知られている正月飾りには3つあり

門松、しめ飾り、鏡餅があります。

それぞれに飾る意味がありますので今回は「門松」について
飾る時期と併せてみていきましょう。

門松(かどまつ)

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門松は、歳神(としがみ)様の依代(よりしろ)と言われており
正月飾りのなかで、最も重要なものとされています。

歳神様が迷わず降りて来るための目印となるものです。

※依代(よりしろ)とは、心霊が依り憑く対象物のことをいいます。

Q2.門松(かどまつ)を飾るタイミングはいつですか?

お正月の準備は、関東では12月8日、関西では12月13日から始まり
12月28日までにすべて済ませます。

門松を飾るのは、準備期間中ならいつでもいいのですが
28日に飾るのが一般的です。

但し29日は「二重苦」につながる事や
数字の「9」が「苦に通じる」というゴロ合わせから嫌われます。

また、31日は「一夜飾り」と言われて忌み嫌われます。

その理由は、

  • 歳神様をお迎えする準備を、前日にあわただしく行うことは
    失礼にあたるため。
  • 葬儀の飾りが一夜限りであることに通じるため縁起が悪いということです。

じゃぁ、30日なら大丈夫なの?と思いましたか?

旧暦では30日を晦日(みそか)といいます。

晦日は月の最後の日を意味するため31日と同様の扱いになるので、
門松を飾る日には適していないということです。

Q3.門松はいつまで飾るのですか?

門松を飾る時期は、地域によって違いがあります。

一般的には関東地方は松の内(1月7日)までとされていますが
小正月(1月15日)や二十日正月(1月20日)までという地域もあります。

小正月までというのは、

  • 元々松の内が1月15日までだったことやどんど焼き(どんと祭などとも言われます)の行事が、
    小正月に行われることが多いというところからきており、関西地方に多く残る風習です。

また、二十日正月は、1月20日を正月が終わる節目の日とするもの
京阪地方や岐阜、石川、群馬の一部に残っている風習です。

地方の慣習によってそれぞれタイミングや考え方の違いはありますが、日本人としての心を大切にし伝承していきたいものですね。

次回は正月飾り「しめ飾り」についてお伝え致します。

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