九星気学・七赤金星
後天定位盤で七赤金星の定座は兌宮(だきゅう)といい西の方位に存在します。
兌は自然界では沢をあらわし悦び事の意味があります。
沢は水が集まり出来るもので「湖」 、沼、湿地などをあらわし人体では口で雄弁、柔和、愛嬌などを象徴します。陽性でハデ好み楽観的で開放的、怜悧にして才が走るという特性と困った時の神頼みがかなう運を持ちます。
七赤金星の気質と運勢
七赤金星の方は、人当たりが上手く明るく快活で弁舌さわやかなタイプが多いでしょう。派手好みですが説得力があり、人を楽しませる気のきいた特性を持っています。
愛嬌があり勘がよいのです。また短気でせっかちな面があります。また粘り強さがない人も多いでしょう。
心の奥底には自尊心が高い面、疑い深く欲を持ちます。特に日頃の不平不満やグチ、批判等口から出る災いが困難や失敗の原因になる事があるので気をつけて下さい。
また幼い頃に親との縁が薄く、死別や生き別れでの苦労がある人が多いようです。
七赤金星の特徴は、表面は温和で社交上手ですから、一度つきあうと長く続けて付き合いたいという魅力があります。
欠点も多いのですが長所も多く万事にソツなくこなしますから、年上からの引き立てがあり困った時には、救いの神が現れるという得な面を持つ人です。
七赤の人は金運もあるのですが、気前よくお金を使う人ですから金まわりは良いのですが、なかなか貯まりません。散在や浪費には気をつければ財も大きい人です。
才能があり器用で社交性がありますから他人からは貴重な存在で、上司からは信頼されて出世の引き立ても早いようです。しかし物事の話をつけることは早いですが、実行力は口ほどではない為に 、軽薄と誤解を受ける事もあるようです。
改善策は負けん気が強く片意地を張る事と、派手な考えに興味関心をもつことを控えて、自分の才能を見きわめ、足元を固める事が大切です。機転がきき初対面の人には対応が良いので 、継続させて尻切れトンボのようにならない努力が必要です。
信用が長続きしない傾向があるので、七赤金星の方はこの点に気をつけて、持前の才能を活かして大きな幸運をつかんで下さい。
晩年運で45歳前後、52歳から55歳、62歳前後が良好でしょう。
あなたの本命星から現状と未来を知る
自分の本命星が分かれば、その気質と運勢に従い、注意をしながら生活をすることを心がけます。しかし、九星気学では、その年、月、日、そして時間によって、あなたが行動すべき「吉方位」が異なります。
年月日によって「行動していい方位・場所・時間」また、その逆の「動いてはいけない方位・場所・時間」というものがあります。
当然、一番エネルギーの高い状態の時、場所で行動をした方が、より期待する結果を得られやすくなり、また逆にマイナスなことを避けることができます。自分にとっての正しい日時、正しい方位を知ることで、より豊かな、望む人生を歩むことにつながります。
七赤金星のあなたが、いつ、どの方角に行動を起こせばいいのかを、あなたの本命星を元に鑑定致します。