九星気学で運気アップ!Vol.3正月飾り「鏡餅」編

2014.12.29

こんにちは!

九星気学で運気アップ!九星気学研究会が3つのお正月飾りについて開設致します。

今回は最後の「鏡餅(かがみもち)」についてお伝え致します。

目次

鏡餅(かがみもち)

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鏡餅はお正月飾りの一つで年が明けて鏡開きには食べる事ができるありがたいものです。

鏡餅には意味がありきちんとした飾り付けの作法がありますので参考にしてみてください。

 

 

 

 

 

 

そもそも鏡餅はなぜお正月に飾るの?

その昔、日本では鏡は「三種の神器」の一つとして天皇家が代々受け継いできている神器の中にもあるもので、日本人にとっては宝物の象徴として伝えられています。

鏡には神様が宿ると言われていることから「門松」や「しめ縄」など歳神様を招きいれて鏡餅に宿っていただくという風習があるようです。

ただ、この文化が始まった当初は鏡というのは神器であったため、それを真似て作る意味で餅が使われていた流れをくんで鏡餅を神様とつなぐものとして考えていたといわれています。

地域によって飾り付けは様々あるため一概に指定ができないものではありますが、その土地にとってありがたいものなどが飾られているようです。

地域によっては砂糖を固めて飾ってある地域もあるようです。

鏡餅(かがみもち)の意味

一般的に鏡餅といえば左にあるようなものをイメージされると思いますが、それぞれの飾りにはきちんとした意味があります。
この鏡餅の中にあるものすべては「三種の神器」を表しているといわれています。

◆餅の部分が八咫鏡、

◆八尺瓊勾玉に見立てた物が橙(ダイダイ)、

◆天叢雲剣に見立てた物が串柿であるとされています。

また、一般的には

■橙(みかん)=子孫が代々(橙=ダイダイ)栄えるように。

■御幣、四手=四方に繁栄するように。

■赤と白を使うのは紅白でおめでたい気持ちと魔よけの意味もあるそうです。

■裏白=古い葉と新しい葉が一緒に成長するシダの葉の特徴から末永く繁栄するように。

■四方紅=赤い縁取りが天地四方を守り一年の繁栄を願って

等などと様々ないわれがあり日本人の心を感じますね。

Q1.鏡餅はいつから飾るのですか?

飾り始めの日として最も良いとされているのは28日からと言われがあります。

この8という数字は末広がりのある数字として昔から好まれてきた数字です。

29日は9(苦)が付くためよくな日とされています。

「門松」などでもそうですが31日から飾るの一夜飾りは避ける地域が多いようです。

Q2.鏡餅を飾るのはいつまでですか?

「門松」や「しめ飾り」などは松の内の間飾っておくというのが習わしです。

しかし「鏡餅(かがみもち)」は少し違います。

関東地方では毎年1月11日に「鏡開き」をするというのが一般的です。

この日は「111」となってゾロ目で縁起が良い日としてこの日まで鏡餅は飾っておくのだということです。

Q3.「鏡開き」豆知識

この鏡開きの儀式、現在では1月11日に行われていますが、江戸時代の頃まで、正確には慶安4年(1651年)までは1月20日に行われてた行事です。
これが現在の1月11日に変更されたのは徳川家三代目将軍の徳川家光が亡くなったのが4月20日で「20日」を忌み日であると定めたことから1月20日⇒松の内の後1月11日(旧暦)に変更されたといわれています。

以上3回に渡り「3つの正月飾り」についてお伝えいたしましたが参考になりましたでしょうか?

いずれにしても年の瀬には物も心も断捨離をして、年神様をお迎えし新たな気持で新年を迎えていきたいものですね。

それでは、良い年をお迎え下さい。

いつもありがとうございます。

日本九星気学研究会

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